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沖縄に生息するクラゲの種類とは?発生時期や刺された時の対処法も紹介
こんにちは!
沖縄の体験ダイビングショップ「ラピスマリンスポーツ」です!
「沖縄ってクラゲは出るのかな?」
海水浴をおもいっきり楽しみたいけど、頭の片隅にそんな不安がある方はいらっしゃいませんか?
実は沖縄でもクラゲによる被害は多くあり、平成29年度では100件を超える被害報告がされています。
今回は本土とはずいぶん環境の違う沖縄の海事情と、海水浴で要注意のクラゲについてご紹介していきます。
目次
沖縄の海水浴シーズンはいつからいつまで?
そもそも沖縄の海には何月まで入れるのでしょうか?
本土と比べて気温も水温も高い沖縄では、ハイシーズンの7月〜8月だけではなく、3月〜12月頃まで海水浴を楽しむことができます。
ただし、温度の低い時季は体温を奪われやすいので、何か着て泳いだりなど対策が必要です。
また、9月は台風が接近する確率が高いので、旅程は余裕をもって計画することをおすすめします。
沖縄にいるクラゲの種類や主な発生時期は?
では、沖縄にいるクラゲについて詳しくご説明していきます!
沖縄にクラゲが出る時期って?
海にクラゲ…と聞くと、こんなイメージをお持ちではないでしょうか?
「夏のピークが落ち着いたお盆から9月頃には、海にクラゲが大量発生する」
実は沖縄の海は例外で、9月頃も発生しますが、最近はクラゲの被害報告の86%以上が7月と8月に集中しています。
したがって海水浴を楽しむ観光客が多いハイシーズンにも、クラゲと遭遇する可能性は高いと言えます。
さて、沖縄にいるクラゲとはどんな種類のものがいるのでしょうか?
シンプルに、2種類のクラゲだけ覚えておけば大丈夫でしょう。
沖縄で最も注意すべきクラゲ「ハブクラゲ」
沖縄のクラゲ被害の大半、また海の生き物による被害の半分近くがこの「ハブクラゲ」です。
刺されると激痛を感じ、最悪の場合死に至る場合もある程の猛毒を持っています。
身体の色が無色透明で肉眼で発見しづらいことと、餌を食べに浜の方まで近づいてくるため、被害が多いです。
人間に接触しやすい特性を持つクラゲなので、要注意です!
真っ青なクラゲ「カツオノエボシ」にも注意
被害は少ないですが、同じく猛毒を持つ「カツオノエボシ」という真っ青のクラゲにも注意が必要です。
体長は10センチ程度の小ぶりですが、浮き袋から伸びる触手は50センチまでの長いものも生息しています。
台風など海の中がかき回された後は遭遇率が高くなります。
場合によっては浜に打ち上げられている時もあるので踏まないようにご注意を。
沖縄の海でクラゲの予防策はどうしたらいい?
沖縄の海を安全に楽しむために、クラゲの予防策を事前に知っておきましょう。
①クラゲ防止ネット付の海水浴場を選ぶ
予防策として1番は「クラゲ防止ネット付の海水浴場に入る」ことです!
沖縄の多くの海水浴場では、クラゲが侵入しないように浜から50m程までネットを張り巡らしています。
完全なる柵ではないので100%大丈夫とは言えないですが、この中で泳ぐ分には概ね心配は要りません。
もちろんこの範囲でもカラフルな魚やサンゴを見ることができるでしょう。
沖縄県内のクラゲ防止ネットのある海水浴場MAPは、沖縄県のHPからダウンロードができます。
■「気をつけよう!!海のキケン生物」(クラゲネット設置ビーチ/PDF)
②遊泳中に肌を出さない
海で遊泳中には肌を出さないことも大事です。
腕と脚がしっかり隠れる長袖とスポーツスパッツを身につけ、クラゲの触手が直接触れないようにするだけで全然違います。
手袋までつけたら完璧ですね。
年々増える沖縄への観光客ですが、それに対してクラゲの被害件数は少しずつ減少傾向にあります。
対策をしっかり行えば、クラゲ被害に遭うことは少ないでしょう。
どんな症状が出たらクラゲを疑うべき?対処法は?
十分に対策をとっても万が一クラゲに刺された場合、どうしたらよいでしょうか。
そもそも、どんな症状ならクラゲを疑えばよいでしょう?
海で泳いでいる間に痛みを感じたら「クラゲ」が原因かも!
症状として、海で泳いでいる間に「突然強烈な電気が走ったかのような痛み」があった場合は、クラゲに刺された可能性が高いです。
刺された箇所が炎症を起こし、触手の痕が残るかのようにミミズ腫れになっていきます。
ここで最も大事なことは、痛みでパニックになり溺れてしまわないこと。
ライフジャケットを着ていれば問題はないのですが、素潜りの場合ではよくあるケースのようです。
大きな声で叫んで周囲の人に知らせて、落ち着いて岸まで上がりましょう。
クラゲに刺されたときの対処法は?
まず岸に上がったら、刺された箇所に残っている細胞を取り除きましょう。
ほとんどのクラゲ被害はハブクラゲなので、「食酢」をたっぷりかけます。
無い場合は、海水でも構いませんので、しっかりと洗い流してください。
※ただし、カツオノエボシの毒には食酢は逆効果です!
台風の後やフェリーで沖まで出て刺された場合は、カツオノエボシの可能性をみて、海水で洗い流しましょう。
どちらのクラゲも、真水では洗ってはいけません。
浸透圧の関係で、余計に毒を発射することがあります。
細胞がとれたら患部を冷やし、すぐに近くの病院で診てもらうのが賢明です。
ラピスでのマリンスポーツはクラゲ対策も安心!
クラゲは怖いですが、対策をしっかりとって専門のインストラクターがつく場所なら、そこまで心配しなくても大丈夫でしょう。
ラピスマリンスポーツは少人数制&完全貸切制で、専門インストラクター1人が引率するお客さまは2名様までと決まっているため、万が一クラゲがいて危険な場合は誘導やサポートもすぐに対応できます!
ダイビングやシュノーケリングを楽しむときは、長袖のウェットスー・ブーツ・グローブを着用し、顔や首元など肌が露出している部分はクラゲに刺されにくい成分が入った日焼け止めを塗ると良いですね。
過去のブログ「沖縄ダイビングのクラゲ事情を知って、安全に楽しもう!」「沖縄でシュノーケリング中にクラゲに刺されないためには?!」でも、沖縄のクラゲについて詳しくご紹介しています!
クラゲ対策をしっかりしたら、思い切りマリンスポーツを楽しみましょう♪
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ラピスのインストラクターは「初めての方が不安に思うこと」を知り尽くしています!
経験豊かなインストラクターがいつも近くでサポートしますので安心してくださいね。
小さなお子さま連れの方であれば、ラピスに併設している託児所(一時預かり)もご利用できます。
託児はマリンスポーツと一括して予約も可能です。
青い海やカラフルな魚たちを、ぜひたくさん楽しんでくださいね!
↓ラピスでシュノーケリングやダイビングを楽しんだ方のご感想も参考に★
沖縄のクラゲに気をつける時期は特に7・8月!対策をとって安全に楽しもう
沖縄ではクラゲは最近は7月〜8月のハイシーズンに被害が多数報告されていて、遊泳中は常に油断できない状況です。
しかし肌を露出させないで泳いだり、クラゲ防止ネット付きの海水浴場で泳いだりすることで、概ね対策は問題ありません。
万が一刺されたら、食酢や海水で洗い流しましょう。
初めての方は「安全対策優良店」に認定されたマリンスポーツショップがおすすめですよ!
しっかり対策をして、安全なショップでシュノーケリングやダイビングを楽しみましょう♪