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沖縄の人は顔が濃い。それはどうして?

こんにちは!ラピスマリンスポーツです。
観光や旅行で沖縄に来る方からすると沖縄は外国みたい!とおっしゃる方が多いです。

南国の花、ハイビスカスをはじめ、シーサーやゴーヤ、パパイヤなど沖縄には本土に比べて特徴がありますよね。

その中で沖縄の人と言えば「顔が濃い」というイメージも全国共通認識レベルですよね。
確かに、顔の濃い人が多いです(イケメン多いですよ!)

しかし、どうして沖縄の人の顔が濃いのか、知っていますか??
よく言われるので、今回は私もちょっと調べてみました。
その理由は、沖縄は縄文人の遺伝子が強い人たちが多く居るからだそうです。

豆知識として是非読んでみてください。

顔が濃い1-1

縄文人と渡来系弥生人の違いは?

まず、現在日本人の大半は縄文人と渡来系弥生人という二つの民族の混血です。

大昔、もともと日本列島には縄文人の人々が住んでいました。
縄文人の特徴は、
・彫りが深い
・眉毛が濃い
・目は大きく二重
・唇は厚め
などです。
この特徴だけでも、何となく、濃いイメージのある沖縄の人たちと似ているかもと思いますね。

一方、弥生時代に西日本に入ってきた渡来系弥生人と呼ばれる民族の特徴は
・彫りが浅い
・薄い顔立ち
・目は一重
・縄文人より少し背が高い
などです。

渡来系弥生人の人々は九州の方から、日本列島を北へ北へと流れこみ、本州全土に移住しました。

本土北部に向かって流れ込んだ渡来系弥生人は、南の沖縄や北の北海道まで流れることはあまりなく、渡来系弥生人の遺伝子をあまり受け継がなかったため、南と北に縄文人が残ったと言われています。
(ちなみに、北海道に住むアイヌ民族の先祖は縄文人と言われています。)

沖縄の人たちは縄文人の遺伝子を強く持っている。

ただ、沖縄人=縄文人という訳ではないのです。

北上していった渡来系弥生人は日本全土で縄文人と混じりいわゆる日本民族になっていったそのあと、沖縄は交易の地域として栄えました。
縄文人と渡来系弥生人の遺伝子を持つ日本人(日本民族)も沖縄へと流入し始め、今度は縄文人と日本人が混じっていたようです。
そして現在の「濃い顔」と呼ばれるような特徴を持つ沖縄の人たちが増えていきます。

簡単に説明すると
縄文人(濃い)+ 渡来系弥生人(薄い) = 日本民族、(半分濃い)
縄文人(濃い)+ 日本民族(半分濃い) = 沖縄人(結構濃い)

といったイメージですね!
遺伝子の話は本当に色々ありますので、一概に決めつけられるものではありませんが、縄文人の遺伝子を比較的強く引き継いでいることは間違いではないでしょう。

現在の日本は縄文系3割、弥生系7割と言われています。
しかし、沖縄は縄文系7~8割、弥生系2~3割。沖縄はまだまだ縄文系の人たちが多いですよ。
また、近年では昔から様々な人種の人たちが沖縄を行き来していたことから、東南アジアや中国系の遺伝子を持つ人も居ると発表されたようです。

顔が濃い1-2

いかがでしたか?
沖縄の人たちがどうして顔が濃いという特徴があるのか、何となく理解できたでしょうか?
現在日本は「日本人」と言っても、ピンポイントで「沖縄の人」と言っても、色々な顔立ちの人たちが見られます。
バラエティー溢れる国ですね!
専門家ではないので、絶対正しいです!とは言い切れませんが、豆知識にご活用くださいね♪

まとめ

・沖縄の人の顔が濃いのは、縄文人の遺伝子を強く引き継いでいるから

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