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中耳炎でダイビングをしてはいけない4つの理由!シュノーケリングは?
こんにちは!ラピスマリンスポーツです。
耳に痛みを感じたり、聞こえが悪くなったりする中耳炎。
過去に中耳炎を患ったことがあったり耳の心配があるお客さまは、安全を考慮してダイビングではなくシュノーケリングコースを選ぶことが多いです。
「中耳炎」はよく聞く耳の病気ですが、中耳炎の方が自己判断で海に潜るのは危険です。
今回はその理由についてしっかり理解しておきましょう。
中耳炎を患っているとダイビングをしてはいけないのは何故?
中耳炎の方がダイビングできない理由は4つあります。
【理由1】潜行時・浮上時に耳抜きができない
潜る時や浮上する時には、水圧の強弱が大きく変化するため、その圧力差を元に戻すのが「耳抜き」です。
海中で耳抜きが出来ないと、耳の中がツーンと痛くなったり聞こえが悪くなったりするので、耳抜きはダイビングでは必須の動作。
しかし、中耳炎を患っていると、耳の機能が低下しているため耳抜きをしてもうまくできません。海中で耳抜きができないとかなり耳の痛みを感じ、海にもなかなか潜ることが出来ないんです。
耳抜きができないとパニックになり、溺水などの事故に繋がってしまいます。
特にお子さまの場合は冷静な判断ができないので、とても危険です。
【理由2】三半規管の機能が低下でバランス感覚を失ってしまう
耳の中には「三半規管」という平衡感覚や上下認識、バランス感覚を保つための器官があります。中耳炎を患うと、三半規管にも異常が出るケースがあると言われています。
三半規管の機能が低下すると船酔いしやすくなり、移動中のボートで気分が悪くなることが多くあります。
また、海中で平衡感覚が保てなくなったり、めまいを起こすこともあり危険です。
溺水の原因にも繋がります。
【理由3】聞こえが悪いため、危険を回避しにくい
海中での意思疎通としては、ハンドサイン(手信号によるコミュニケーション)がメインですが、場合によっては海でも聞こえる音を出して危険を知らせることもあります。
ただでさえ海中は音が聞こえにくいので、中耳炎で耳の聞こえが悪いと合図に気付きにくく危険と言えます。
【理由4】回復が遅くなったり、悪化する可能性がある
中耳炎の治療では、耳の奥のうみを取り除くため、鼓膜を切開することがあります。
切開した鼓膜は徐々に再生しますが、塞がるまでには約2~3週間かかると言われています。
鼓膜が再生し、完治した後であれば問題ないのですが、鼓膜の違和感を感じなくなったことで完治したと勘違いしてダイビングをすると切開した場所が開いてしまうことがあります。
中耳炎を患ってしまったら、まずは、しっかり治療に専念し、その後完治しているかどうか、医師にしっかりと確認しておくことが重要です。
中耳炎、ダイビングではなくシュノーケリングならOK?
シュノーケリングは水面から海中を観察するマリンスポーツなので基本的に海中に潜らないので、ダイビングのように鼓膜を強く圧迫するようなことはないです。
しかし、耳の中に海水が入ることもあるので、シュノーケリングでも耳に絶対リスクがないとも言い切れません。
美しい沖縄の海を目の前にすると、海に潜ってみたくなる心境になってしまいますよね…やはり中耳炎を患ったことがある場合は、医師の診断が鉄則です!
中耳炎の再発の可能性も含めて、医師からダイビング、またはシュノーケリングしても問題ないというお墨付きをもらってから楽しむようにしましょう!
ダイビングがOKの診断が出たら
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シュノーケリングがOKの診断が出たら
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そのほか、まだまだコースはありますよ!
ラピスのコース一覧を見る
中耳炎でもダイビングが可能か事前に医師の判断を!
ラピスマリンスポーツでは、お客様の安全を第一に考え、ダイビング、シュノーケリング共に中耳炎を患っている方や治療中の方には、医師の診断書をお持ちいただいています。
医師からの診断をもらい、ダイビングができる方は、耳抜きを練習してみましょう!
耳抜きについて詳しくは体験ダイビングの耳抜き方法やコツを伝授!ダイビングをより快適に楽しもうでもご紹介しています。
↓ラピスで耳抜きを練習をしてダイビングに挑戦したお客様のご感想も参考に★
ダイビング前にしっかり確認して、安全に楽しみましょう!