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沖縄の海がきれいな理由。美しさの秘密を知ろう!

こんにちは!沖縄の初心者向けダイビングショップ「ラピスマリンスポーツ」です。

 

沖縄は「国内の海外」といわれることもあるほど、美しい海が自慢。
白い砂浜と青い海は、まるで海外リゾートのようで、本土の海とはその色がまったく違いますよね。

 

なぜ、沖縄の海はこれほど美しくきれいなのでしょうか?
その理由はひとつではありません。

 

今回は、沖縄の海がきれいな理由や、沖縄の海をきれいに保つ清掃活動についてご説明します。

 

美しい沖縄の海を楽しめるラピスマリンスポーツのツアーもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください!

この記事を書いた人

ラピスマリンスポーツ オーナー兼ガイドスタッフ伊藤 朋宏

沖縄でのガイド歴は30年。初心者から上級者まで、延べ数万人のサポートをしてきました。

長年多くのお客様と接する中で、初心者の方に寄り添いたい気持ちが一層強くなりました。

海遊びが初めて、泳げない、海が怖いなど、そういう方たちにも沖縄の素晴らしい海の中を覗いてもらいたいという思いで初心者向けのマリンショップ「ラピスマリンスポーツ」を運営しております。

なぜ沖縄の海はきれいなの?エメラルドグリーンに見える理由

沖縄の海には、本土の海にはないさまざまな自然環境の特性があります。

 

沖縄の海の色を作り出す立役者は「サンゴ」

沖縄の美しい海の中を想像すれば、まず思い浮かぶのが「サンゴ」ではないでしょうか。
サンゴは、沖縄の海の美しさを作り出すのに欠かすことのできない存在です。

 

サンゴは、海中の二酸化炭素を吸収して体内で光合成を行い、酸素と一緒にミネラルも水中へ放出します。

このことで浄化作用が起き、海水をきれいに保てています。

また、サンゴの複雑な形は、水中の流れを適度に緩和し、水の濁りを防ぐといった作用もあります。

 

そして、サンゴは、死んだ後は海の美しい色を作り出します。

サンゴの体は石灰質でできています。
死んだ後は石灰質が砕けてまぶしいほどの白い砂になり、その白い砂が海底に届いた太陽光を反射して、海水を美しいエメラルドグリーンに見せてくれます。

 

沖縄の海は浅い海域が広がっているため、より美しく、透き通って見えるのです。

 

沖縄の海には、380種以上ものサンゴが生息しており、沖縄に住むサンゴの新種は今もなお発見され続けています。
世界で確認されているサンゴは600~800種類。

 

つまり、世界で生息しているサンゴの半数以上の種類が沖縄の海に生息しています。

この多様なサンゴが生息しているからこそ、沖縄の海が美しいといえるのです。

 

沖縄の海が透明なのは、黒潮とプランクトンに関係があった

沖縄に面している海流は、日本海流とも呼ばれる黒潮海流。

黒潮は、栄養が乏しく、プランクトンが少ないのが特徴です。
また、海流の流れも速いので、海水が濁りにくく透き通っています。

 

これが、沖縄の海が限りなく透明であることの大きな要因となっています。

 

そのほか、沖縄は大きな河川もないので土や有機物が流れてくることは少ないことも、沖縄の海の透明度が高い要因です。

 

また、頻繁に来る台風によって海水が拡散されるので、濁りの原因となるプランクトンが増殖しにくいことも、大きく影響しています。

 

沖縄のあの美しいエメラルドグリーンは、きれいな水と、浅い海域、そして白い砂浜が作り出しているといえます。

ほかでは味わえない沖縄ならではの海を、ぜひダイビングで体感していただきたいです!

 

実際にラピスでダイビングを体験された方のご感想もチェックしてみてください♪

きれいな沖縄の海を水中写真でも振り返り!体験ダイビングご感想

透明度が最高!と感動された青の洞窟体験ダイビングのご感想

 

 

沖縄の海をきれいに保つ!人々が取り組む清掃活動とは?

沖縄の海がさまざまな自然環境によって美しく作られている理由を説明しました。
しかし、美しい海を保つには人間の努力も必要です。

 

沖縄には、美しい海を求めてダイビングやシュノーケリングなどを行う観光客が毎日たくさん訪れます。
多くの人々が海に入っても沖縄の海がきれいなのは、日頃の地域の皆さんの活動があってこそなのです。

 

沖縄では、ダイバーや漁師(海人※)、地元企業などが率先して海の清掃を行っています。

※漁師や漁業に従事する人のことを沖縄では「海人(うみんちゅ)」と言います

 

例えば、NPO法人明るい社会づくり運動沖縄地区協議会(NPO法人明社沖縄)や、NPO法人美ら海振興会などがイベントとして大々的に清掃活動(ゴミ拾い)を実施。
これに賛同する多くの方が参加し、清掃活動の輪が広がっています。

 

ほかにも「きれいだから・好きだから守りたい」と、同様の活動をしている方や団体が多いです。

海洋汚染の防止や、再生可能エネルギーの導入などを行い、海の透明度を維持し、美しい海を守る取り組みを続けています。
沖縄の海のきれいさを保つ良い循環システムが、さまざまな場所で生まれ、観光客の方も含めたたくさんの方々に広まっています。

 

 

きれいな沖縄の海でダイビング・シュノーケリングを楽しみませんか?

美しい沖縄の海でダイビングやシュノーケリングを楽しみたいなら、ラピスマリンスポーツがおすすめ!

 

さまざまなバリエーションがあり、初めての方でも安心して参加できるツアーがたくさんあります♪

 

ちなみに、ご紹介する「体験」と付くダイビングツアーは、ライセンスなしの初心者の方でも楽しめます。

 

青の洞窟体験ダイビングツアー

沖縄 真栄田岬の青の洞窟でのダイビングが楽しめる人気No.1のツアー。

ダイビングが初めてでも神秘的な青の世界が体験でき、熱帯魚への餌付けも行うことができますよ!

洞窟まではボートで行くので、移動も楽です。

 

ジンベイザメ体験ダイビングツアー

世界最大の魚類であるジンベイザメと泳げるダイビングツアー。

目の前を泳ぐシーンや、大きな口を開けて餌を吸い込むシーンも間近で見られますよ!

「ジンベイザメと泳いてみたい!」という方は、ぜひ体験してみてくださいね。

 

ボートで行く青の洞窟シュノーケリングツアー

沖縄 真栄田岬の青の洞窟でのシュノーケリングが楽しめるツアー。

5歳から参加でき、泳げない方でもOKなので、幅広い方に参加していただけます。

水面から青の洞窟を眺めることができ、美しい青の世界を手軽に楽しめますよ!

 

ジンベイザメシュノーケリングツアー

ゆっくり泳ぐ巨大なジンベイザメを水面から観察できるシュノーケリングツアー。

こちらも5歳から参加できるので、「家族全員でジンベイザメを目の前で見てみたい!」という方にもおすすめです。

 

お魚観察体験ダイビングツアー

熱帯魚を観察してゆったりと楽しむダイビングツアー。

沖縄県恩納村は、有数のダイビングエリア。

クマノミなど、カラフルな魚が多数生息しており、餌やりも楽しめますよ♪

 

ファンダイビングツアー

ファンダイビングとは、ライセンスを持っている方向けのダイビングツアーのこと。

ダイビングライセンス保有者はもちろん、ライセンスを取ったばかりの方や、ブランクがある方にもおすすめです。

 

なお、「沖縄旅行が雨や台風の時期に当たってしまったらどうしよう…」と不安に思っている方もいると思います。

雨や台風のときの沖縄での過ごし方を知っておきたい方は、こちらも参考にしてみてくださいね。

 

雨でも楽しめる沖縄のアクティビティを紹介!外でも中でも沖縄を満喫

沖縄県の台風時期を知ろう!旅行前にチェック!

 

 

沖縄の海がきれいな理由は自然環境と清掃活動によるもの

沖縄の海がきれいなのは、サンゴに浄化作用があることや、水の濁りを防ぐ効果があることが理由。

また、サンゴが死んだ後は白い砂になり太陽を反射することから、水域が浅いことも相まって、海水をエメラルドグリーンに見せてくれます。

 

さらに、沖縄の海流である黒潮は、栄養が乏しくプランクトンが少ないことや、海流の流れが速いことなどから、透明度の高い海が生まれています。

 

そして、沖縄ではダイバーや漁師(海人)、地元企業などが海の清掃活動を行い、サンゴや魚たちを守っているという側面もあります。

 

きれいな沖縄の海でダイビングやシュノーケリングを楽しむなら、ラピスマリンスポーツのツアーがおすすめ。

幅広いツアーの中から、ぴったりのツアーが見つかりますよ!

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