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亜熱帯ってなに?沖縄の亜熱帯気候について。

こんにちは!ラピスマリンスポーツです。
一年を通じて気温が高く温暖な気候の沖縄は、日本有数のリゾート地としても人気ですよね!

沖縄は、気候区分でいうと「亜熱帯」に分類されます。

亜熱帯って聞くと南国リゾートのイメージですが、亜熱帯について詳しく説明されることもあまりないのでは?

そこで、ラピススタッフが調べてみました!

今回は沖縄の亜熱帯についてご紹介します!

亜熱帯1-1

 

熱帯・亜熱帯・温帯について

熱帯・亜熱帯・温帯の3つの言葉を聞いたことはありますか?

この3つの特徴を簡単に説明すると以下のようになります。

熱帯・・・年中温暖な地域で赤道付近に位置する地帯。(定義:最寒月の平均気温が18℃以上)
亜熱帯・・・熱帯に次いで気温の高い地域で熱帯と温帯の間に位置する(明確な定義はない)
温帯・・・年間を通して気候が温暖な地域で、寒帯と熱帯の間の地帯 (定義:最暖月平均気温が10℃以上)

 

沖縄は熱帯地帯と温帯地帯の間に位置するので「亜熱帯地域」と言えます。

明確な定義はないようですよ!

ちなみに、日本本土は「温帯」です。

 

亜熱帯の特徴

亜熱帯に定義はありませんが熱帯と温帯の間に位置するので、熱帯と温帯の両方の特性を持っています。

「“一年中暖かい地域”と“冬場はそれなりに寒くなる地域”がある」のが亜熱帯の特徴のようです。

まさに沖縄がそのとおり。

日本の中で亜熱帯に分類されるのは、一部の離島を除けば沖縄県だけなんです。

年末年始は寒さを回避してレジャーを満喫するために、沖縄へ全国から観光客の方々がいらっしゃいますよ!

 

四季の感覚が薄い沖縄

亜熱帯の沖縄は、一年を通じて暖かく季節の変化が少なく、他県に比べて四季をあまり感じません。

「とても暑い夏」と「暖かい春」の二つの季節といった印象が強く、冬を意識することはほとんどないんです。

もちろん季節的な行事やイベントなどで季節感を感じることはあるものの、雪も降らないし秋の風物詩である紅葉もあまり見かけません。

極端に言うと、沖縄住民は「お正月を迎えるとすぐ春がやってくる」という感覚でしょう(笑)

沖縄の人たちは四季にあまり敏感ではありません(笑)

 

亜熱帯の沖縄に咲く桜は、唯一季節を感じます。

4月に咲く桜だけは唯一といっていいほど季節感を感じる花。

亜熱帯地域に咲く花は年中無休に咲いていますが、沖縄でも花見の文化はありますから、桜が咲くと春の訪れを感じます!

沖縄では桜の開花は非常に早く、本土より2カ月早い1月中旬頃には開花するんですよ。

秋や冬を感じることはなかなかできませんが、花見は嬉しいイベントで、都道府県の中でも一番乗りで花見を楽しんでいますよ!

 

日本の中でも亜熱帯地域は沖縄だけだったなんて、改めて南国の地であることを実感できますね!

冬の寒い時期にあたたかい沖縄へ観光に行くのも、オススメですよ!

 

まとめ

・亜熱帯は熱帯と温帯の間に位置する地帯だが、明確な定義はない。

・亜熱帯地域は、熱帯と温帯の両方の特徴を持っている。

・亜熱帯の沖縄で四季はなかなか感じられないが、花見は唯一の季節を感じるイベント。

・沖縄の桜は1月中には咲く。「年があけるとすぐに『春』」という印象である。

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