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体験ガイドブログ

ダイビングで足が浮く理由とその対策について

こんにちは!ラピスマリンスポーツです。

ダイビングで足が浮いて逆立ちになってしまったこと、ありますか?
これは、ドライスーツを着てダイビングしたときに起きる現象です。

ウェットスーツを着てダイビングした場合には、逆立ちの状態になることはありませんが、体より足が浮いてしまうことはあります。

どちらもダイビングを始めたばかりの人によくあることで、実際に足が浮くと慌ててしまう方もいらっしゃいます。

足が浮いてしまう理由や対策を知ると、足が浮いても慌てないで済みますよ!

 

ダイビング中の足が浮く理由は?ドライスーツ編

ドライスーツは、水に濡れずにダイビングができる便利なスーツ。断熱性・保温性に優れているので、寒冷地や冬季のダイビングで着用するダイバーが多いです。

ドライスーツの外に出るのは顔と手だけ。ブーツも一体形成なので足もドライスーツの中です。着用すると、ドライスーツで体が密閉されたようになります。

ドライスーツの特徴の1つが、スーツ内に空気を入れて使用するということ。空気はタンクから供給し、専用のバルブから排気します。

このスーツ内に入れた空気が足が浮く原因です。スーツ内の空気が足に集まってしまうと、足元に浮力が生じて足が浮いてしまいます。たくさん空気が集まると浮力も大きくなり、足首から吊り上げられたようになって逆立ち状態になってしまうのです。

 

足に空気が集まる理由は姿勢にあります。
ダイビング中、足が体より下にある姿勢を取り続けられれば良いのですが、うっかりすると足が一番高い位置になってしまうことも。例えば、フィンで砂を巻き上げないようにとか、サンゴなどの生き物を傷つけないようにと膝を曲げた姿勢になったときは足が一番高い位置になりやすいです。

空気は上に向かって上がって行くので、ドライスーツ内の空気が足に向かってどんどん集まってしまいます。その結果として足が浮いてしまうというわけです。

ちなみにラピスではドライスーツを使用していません。沖縄の海は真冬でも21℃程度の水温があるので、厚手のウェットスーツと防寒用フードベストを使用しています。

寒さ対策についてこちらのブログでも詳しく紹介しているのでご参考くださいね!

ダイビングの寒さ対策!防寒をして海を満喫しよう!

 

ウェットスーツでダイビングしても足が浮く?

ウェットスーツは水も空気も通すので、ドライスーツのように溜まった空気が原因で足が浮くことはありません。しかし、足が浮くと感じる初心者さんもいます。

どんな時に足が浮いているように感じるのか、解説します!

 

■水面で練習しているとき

体験ダイビングでは、海に潜る前に水面で呼吸や耳抜きなどのダイビングスキルの練習をします。このとき、背中にしょっているダイビング器材の重さに引っ張られて仰向けに浮いてしまう人がいます。まるでラッコが浮いているような姿勢になってしまい、足が体の前に浮き上がった状態になります。

 

■海に潜っていくとき

海に潜っていくときは、頭が上、足が下の姿勢でアンカーロープを伝って行きます。このとき自分でも気付かずにフィンを動かしてしまう人がいます。フィンを動かすと推進力が働いてしまうので、足だけが体の前にせり出してしまい、足が浮いたような感じになります。

 

■海中に潜っているとき

ダイビング中の姿勢はうつ伏せがよいのですが、何かのきっかけでバランスを崩し、仰向けになってしまうことがあります。ひっくり返ったカメのようになり、足が浮いたように感じます。

 

上記のように、ウェットスーツでも足が浮いているように感じてしまうのは、以下のようになっていることがきっかけで起こります。

・タンクの取り付けが緩く、タンクが左右に揺れる

・BCDの胸の方に空気が溜まっている

・オーバーウエイト(BCDにたくさん空気を入れて浮力を調節するので、姿勢を保ちにくくなる)

ウェットスーツでのダイビングでは、足だけが浮くことはありませんが、体の位置に対して相対的に足が浮いている状態になることがあるので気をつけましょう。

 

足が浮く時の対策について

 足が浮くときの対策についてご紹介します。

 

ドライスーツの場合

足元に溜まった空気を、排気バルブのある上半身まで持ってくることが重要です。必要に応じて余分な空気を排気しましょう。

■水中にいるとき足が浮いたら

その場で体を反転させられる場合、クルッと回ります。その間に空気を足元から上半身に移動させて体勢を整えます。
足が浮いて逆立ち状態になったら、少しだけ水深の深いところに移動してみましょう。水圧で空気が圧縮されて浮力が減り、体の向きを変えられるようになったら、上半身が上になる姿勢をとりましょう。

 

■着底しているときに足が浮いたら

足が浮いた場所から離れるように泳いでみてください。空気が足から移動すれば姿勢を立て直すことができます。

 

■アンクルウェイト

足が浮くのを防ぐために、足首に付けるウェイトがアンクルウェイトです。足が浮くのを防ぐ強力な助っ人なので、忘れずに装着しましょう。

 

ウェットスーツの場合

姿勢をやや前傾~うつ伏せの状態にすると体勢が安定します。自分でうまくできないときは、インストラクターに助けてもらいましょう。

■水面で足が浮いたら

ボートのハシゴや潜降用のロープなど、水面でつかまれる何かにつかまってください。両足を後ろに伸ばし、あまり動かさないようにすれば姿勢が安定します。

 

■潜降中に足が浮いたら

自分で気付かぬうちにフィンを動かしている可能性があります。意識して足を動かすのをやめて、フィンも動かさないようにしましょう。

 

■海中で足が浮いたら

海中でバランスを崩してひっくり返ってしまったら、次のことをしてみましょう。バランスを取り戻したら、うつ伏せの姿勢になりましょう。

・タンクのベルトを締め直してもらう。

・BCDに溜まりすぎた空気は抜いて、適切な量に調節する。

・可能であれば、余分なウェイトはインストラクターに預ける。

 

 

【まとめ】ダイビングで足が浮く理由は、空気と姿勢

ドライスーツでは、スーツ内の空気が足に集まってしまうことが足が浮く理由です。
足が浮いてしまったら、慌てず落ち着いて、足元に溜まった空気を上半身まで移動させ、排気バルブから排気しましょう。

ウェットスーツでは足だけが浮いてしまうことはありません。しかし、仰向けの姿勢になるとタンクの重さで背中やお尻が沈み込むので、相対的に足が浮いた形になります。

足が浮いてしまったら、何かにつかまったり、フィンを動かすのをやめたりして、姿勢を安定させましょう。タンクのベルトを締め直すなど自分でするのが難しいことは、バディかインストラクターにしてもらいましょう。

足が浮くと慌ててしまうかもしれませんが、落ち着いて対処すれば大丈夫です。

ラピスの体験ダイビングは、1人のインストラクターが担当するお客様は最大2名まで。小さなトラブルにも素早く対応できます。沖縄の青の洞窟でダイビングも安心してご参加いただけます!

 

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