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2日連続でダイビングを楽しみたい!気をつけることとは?

こんにちは!沖縄の体験ダイビングショップ「ラピスマリンスポーツ」です。

せっかく沖縄に行くなら2日連続でダイビングを楽しみたい!
でも、そもそもダイビングって2日連続できるの?

2日連続ダイビングする場合、どんなメリットがあるの?気をつけることってなに?が気になるはず。

今回は、そんな「2日連続のダイビング」に関する疑問について詳しくご説明します。

 

 

この記事を書いた人

ラピスマリンスポーツ オーナー兼ガイドスタッフ伊藤 朋宏

沖縄でのガイド歴は30年。初心者から上級者まで、延べ数万人のサポートをしてきました。

長年多くのお客様と接する中で、初心者の方に寄り添いたい気持ちが一層強くなりました。

海遊びが初めて、泳げない、海が怖いなど、そういう方たちにも沖縄の素晴らしい海の中を覗いてもらいたいという思いで初心者向けのマリンショップ「ラピスマリンスポーツ」を運営しております。

2日連続のダイビングのメリットは「色々なポイントで潜れる」こと!

まず、「そもそもダイビングって2日連続できるの?」という疑問ですが、大丈夫です!
ダイビングは2日連続でも(3日連続でもそれ以上でも)楽しむことができます。

2日連続でダイビングするメリットはずばり「色々なダイビングポイントで潜ることができる」こと!
たとえば1日目は「青の洞窟」で神秘的な光景を楽しみ、2日目は少し遠出をして「慶良間諸島」の透き通った海でウミガメとの出会いを楽しむなど、ポイント毎に違う楽しみ方ができることが最大のメリットといえるでしょう。

また、2日連続でダイビングする場合、1日目にダイビング器材の使い方や耳抜きの仕方を身につけるので、2日目は準備やレクチャーの時間を短縮することができるというメリットがあります。
スムーズに潜ることができれば、2日目はより長い時間水中でダイビングを楽しむことができるでしょう。

なお、2日間丸々ダイビングを楽しむ時間があるならば、最短2日間で受講することができる「PADIスクーバ・ダイバー・コース」などのライセンス取得コースに参加するのもおすすめです。
☆ダイビングのライセンスついては「Cカードとは?ダイビングのライセンスのご紹介」をご覧ください☆

 

 

2日連続のダイビングでは「疲れ」と「深さ」に注意しよう!

2日連続でダイビングする時には「自分の体の疲れ」と「ダイビングスポットの水深」を意識して挑みましょう。

まず、初心者にとってダイビングは「思っているよりも疲れる」スポーツです。
ダイビング中は陸とは違い、水圧の影響を全身に受けながら行動します。
緊張や不安、冷えなどで無意識のうちに体に力が入ってしまい、足や手を必要以上に動かす方もいます。

そのため、1日のダイビングを終えるとどっと疲れを感じる人も珍しくありません。
1日目の疲れが残ったままダイビングすると、足のつり(こむら返り)などを起こし、潜水に悪影響を及ぼす可能性があるので、できるだけ体力を回復させる必要があります。

1日目のダイビングで疲れを感じたときは、ゆっくり湯船に浸かり、早めに寝るなど十分に休息をとって翌日のダイビングに備えましょう。

次に、翌日のダイビングスポットを変更する人は特に注意してほしいことは「水深」と潜水時間の関係です。

1日目に深いダイビング(水深18m以上)をした場合や2回以上繰り返しダイビングをした場合、2日目はやや体に負担の少ない、浅い水深でダイビングをするなど、潜る「深さ」に注意をする必要があります。
なぜなら、「減圧症」というダイビング特有の症状を発症してしまうリスクがあるからです。

 

 

2日連続ダイビングをするなら知っておきたい「減圧症」と「フライト時間」

減圧症とは、深いダイビングや繰り返しのダイビングを行うことで「体内に過剰に溶け込んだ窒素が、急浮上により体内で気泡化する症状」です。
減圧症にかかると、皮膚のかゆみや痛み、手足のしびれなどの症状が起こる可能性があります。
(また、重症度によってはマヒや昏睡を伴うことがあり、この場合は治療が必要になります)

減圧症予防のため、ファンダイビング(ライセンス保有者向けのダイビング)では、ダイバー自身が潜る深さや時間、浮上スピードなどの安全管理を行わなくてはいけません。

一方、体験ダイビングではインストラクターが安全管理を行います。
そもそも、体験ダイビングで潜る深さ(最大水深12mまで)では減圧症を発症するリスクはそれほど高くないので過度な心配は不要です。

ただし、体験ダイビングでも1日2回以上や2日連続でダイビングをする場合は、減圧症に注意した方が良いでしょう。
特に、1日目と違うショップでダイビングをする場合は、前日のダイビングのログ(記録)をスタッフに伝えて、減圧症のリスクがないダイビング計画を立ててもらう必要があります。

また、飛行機での移動による急激な気圧の変動が減圧症の発症原因になる可能性があります。
ダイビングの翌日に飛行機に乗る予定がある方は、飛行機の出発時間をショップに伝えておく必要があります。(当日の飛行機移動(離陸)がある方は体験ダイビングをお申込みいただけません)

☆詳しくは「ダイビング後の減圧症を防ぐために知っておくべき大切なこと」をご覧下さい☆

 

 

まとめ

2日連続でダイビングをすると、1日では見ることができない色々な水中景観を楽しむことができます♪
せっかくなら2日連続でダイビングを楽しんでみませんか?

・2日連続でダイビングをする最大のメリットは「色々なダイビングポイントで潜ることができる」こと
・2日目は準備やレクチャーの時間が短縮できるので、より長い時間水中でダイビングを楽しむことができる
・2日間丸々ダイビングを楽しむ時間があるなら、最短2日間で受講可能な「PADIスクーバ・ダイバー・コース」などのライセンス取得コースに参加するのも良い
・ダイビングは「思っているよりも疲れる」ので、1日目のダイビングで疲れを感じたときは、十分に休息をとって翌日のダイビングに備える
・体験ダイビングでも2日連続でダイビングをする場合は、減圧症に注意した方が良い。
・飛行機に乗る日にダイビングするのはNG
・1日目と違うショップでダイビングする場合は、前日のダイビングのログ(記録)をスタッフに伝える

 

関連リンク

沖縄体験ダイビング専門店|ラピスマリンスポーツ
Cカードとは?ダイビングのライセンスのご紹介
ダイビング後の減圧症を防ぐために知っておくべき大切なこと

 

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