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真栄田岬がダイビングに最適な理由は、青の洞窟だけじゃない
こんにちは!ラピスマリンスポーツです。
毎回、こちらのガイドブログでは、沖縄情報やダイビング情報について、発信しています!
今回は、体験ダイビングコース・シュノーケリングコーススポットでも人気「青の洞窟」がある沖縄県国頭郡恩納村の真栄田岬について。
実は真栄田岬の人気が出てきたのは、つい最近だということをご存知ですか?
私たちラピススタッフがいつもお世話になっている真栄田岬。
真栄田岬の魅力は青の洞窟だけではなく、色んな魅力が集まっています。
今回は、そんな真栄田岬の「ダイビングに最適な理由」や「美しさの理由」などについてご紹介します!
目次
真栄田岬は、誰もが楽しめる人気のダイビングスポット
真栄田岬は、恩納村にある岬です。
観光スポットが多い読谷村方面の国道58号線から車で恩納村に入ってから約5分で着く、とても良い場所に位置します。
数分でついてしまうので、ダイビングだけじゃなく観光コースにも組みやすい岬です。
真栄田岬は、数万年以上前に珊瑚や貝殻などが堆積し、地殻変動(ちかくへんどう)により上昇した断崖絶壁の険しい隆起サンゴの海岸。
その海岸と平行してのびるリーフ(サンゴ礁)は、ダイビングにとても適した場所なんですよ!
ビーチエントリー(陸地から海に入る方法)できるのでお子さまや初心者の方も楽しんでいただけますし、少し沖に出れば、リーフや岩が垂直に近い形で深くまで落ちている「ドロップオフ」と呼ばれる場所があり、この変化に富んだ地形がダイバー達を魅了しています。
本格派のダイバーから、お子様・ご年配の方まで、誰もが楽しめるのが真栄田岬の人気の理由。
「青の洞窟」の美しさはもちろん、それだけじゃなく、誰もがダイビングを楽しめる環境が真栄田岬にはあるのです!
真栄田岬が作り出した「青の洞窟」で体験ダイビングを楽しもう⇩⇩⇩
ずっと知られていなかった真栄田岬の歴史
もともと真栄田岬は、幹線道路から一本入らなければ行けない地理的に不利な条件で、ずっと知られていない岬でした。
近くには観光地として有名な北の万座毛、そして、立派な灯台が絶景スポットである西の「残波岬」に挟まれていることもあり、目立つこともなかったのです。
なので、それまでは青の洞窟の存在も浸透されていませんでした。
しかし、1965年、沖縄は本土復帰前の琉球政府の政策の一環として、真栄田岬も含まれた残波岬から国頭村までの西海岸一帯にかけて「沖縄海岸政府立公園」として指定されたことで、観光の人気スポットとなる転機のきっかけとなります。
7年後の1972年の本土復帰の際に「沖縄海岸国定公園」と改められ、それ以降、少しずつ沖縄に訪れる観光客も増えていき、移動手段もバスやタクシーからレンタカーに変わっていきました。
観光客の方々も自由に移動が出来るようになり、岬から海岸に降りる階段も整備されたことで、景色を眺めるだけじゃなく、ダイビングにも便利な場所となり、誰もがアクティビティを楽しめる大人気スポットとして有名になっていきました。
人の出入りが少なかった真栄田岬は、豊かな自然であふれている
真栄田岬が有名になるまで、「青の洞窟」も一部の現地ダイバーしか知られていませんでしたが、メディアやインターネットの力もあって、プロダイバーも多く訪れるようになりました。
真栄田岬の魅力がどんどん伝わり、観光客も頻繁に訪れる最高の観光スポットへと変わっていきました。
現在、真栄田岬は、鮮やかな熱帯魚や、ため息が出るような夕陽など、青の洞窟だけじゃなく、たくさんの「豊かな自然」によって訪れる人を魅了しています。
その裏には、近年まで人の手が入ってなかったからこその環境があるのだと思います。
2011年にNHKでドラマ化されその後映画化された仲間由紀恵さん主演『テンペスト』のロケ地になるほど、真栄田岬は本当に美しい岬です。
ダイビングの後は是非景色やお散歩も!
断崖絶壁の真栄田岬の上には展望台、ピクニックが楽しめる広場、普段は見慣れない亜熱帯の植物を見ながら散歩を楽しむ遊歩道もあります。
遊歩道の先には休憩所もあって、西海岸の海の風景が楽しめます。
真栄田岬からの美しい夕日は必見です!是非、ダイビングのあとにお時間があれば立ち寄ってみてくださいね!
きっと感動されますよ!