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沖縄遊び豆知識ブログ

沖縄に関わるおすすめの自由研究(小学生向け)をご紹介!

 

こんにちは!沖縄の初心者向けダイビングショップ「ラピスマリンスポーツ」です。

 

夏休みは、思いっきり遊べて自由に過ごせる特別な期間。

 

小さい頃、「1カ月もあるから大丈夫」と思っていたのに、気づいたらあっという間に終わっていた!という経験、ありませんか?

最近では、自由研究も“必須”ではなくなりつつありますが、自分でテーマを決めて調べたりまとめたりする体験は、子どもたちにとって貴重な学びの機会です。

 

せっかくの夏、旅行やレジャーで訪れることの多い「沖縄」をテーマにすれば、楽しく取り組めて、思い出にも残る自由研究になりますよ♪

 

今回は、沖縄を題材にした小学生向けのおすすめ自由研究をご紹介します。

夏休みの沖縄には自由研究の題材がたくさんあるので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

小学生の自由研究「沖縄」はおすすめ!

この記事を書いた人

ラピスマリンスポーツ オーナー兼ガイドスタッフ伊藤 朋宏

沖縄でのガイド歴は30年。初心者から上級者まで、延べ数万人のサポートをしてきました。

長年多くのお客様と接する中で、初心者の方に寄り添いたい気持ちが一層強くなりました。

海遊びが初めて、泳げない、海が怖いなど、そういう方たちにも沖縄の素晴らしい海の中を覗いてもらいたいという思いで初心者向けのマリンショップ「ラピスマリンスポーツ」を運営しております。

自由研究のテーマはどう決めれば良い?

たくさんの題材の中から、どんなテーマを選ぶか悩んでしまう…そんなお子さんも多いかもしれません。
自由研究のテーマ選びで大切なのは、子どもたちの「なぜ?」「どうして?」「知りたい!」という気持ちです。

日常の中でふと感じた「不思議だな…」「なんでこうなるんだろう?」という疑問を出発点に、自分なりの答えを探すことこそが、自由研究の醍醐味。
実験・観察・工作・調査といった手法は、その疑問を解き明かすための手段にすぎません。

自由研究のきっかけは、ほんの小さな気づきでOK!
お子さんがテーマ選びに迷っている場合は、一緒にその子自身の「なんで?」を探してみてください。普段の会話の中にも、ヒントが隠れているかもしれません。

それでもなかなかピンとくるテーマが見つからない…という場合は、イベントや体験を通じて興味を広げるのもおすすめです。

 

夏休み期間中は、全国各地でイベントやワークショップが開催されています。
もちろん沖縄でも、博物館や美術館、自然観察施設などで、親子で楽しめるプログラムが豊富に用意されています。

例えば、「沖縄の海の生き物を観察してみよう」「昔の道具に触れてみよう」「琉球文化を学ぼう」など、沖縄ならではのテーマに出会えるチャンスもいっぱい!
体験から生まれた感動や疑問を、そのまま自由研究につなげてみてはいかがでしょうか?

 

次で自由研究の案をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

 

 

小学生におすすめの沖縄の自由研究

Okinawa free research.png

沖縄には、亜熱帯の豊かな自然、独自の歴史や文化があり、自由研究のテーマ探しには事欠きません。
人気の観光スポットや体験も自由研究の題材にぴったりです!

小学生と家族が一緒に楽しめる自由研究をご紹介します。

 

①潮だまりの生き物観察

海が引き潮になると現れる潮だまり。
沖縄ならではのサンゴや魚、エビ、カニなど海の生き物にたくさん出会えますよ。
どんな生き物が棲んでいるかを調べてみましょう!

 

観察する際には、図鑑を使って種類を記録すると、調査がより深まります。
また、スマートフォンで生き物を撮影し、Googleレンズなどのアプリで種類を調べるのも良いでしょう。

 

場所や時間帯によって見られる生き物が変わるので、1日を通して、または数日に分けて繰り返し観察するのもおすすめです。

 

②マングローブ林の生き物観察

日本有数のマングローブ林は動植物の宝庫です。
カヤックを体験しながら、どんな植物が生えているか、どんな生き物が棲んでいるか観察記録をつけてみましょう!

 

特に干潟に住むカニやハゼの仲間、鳥類などはマングローブ特有の生態系で見られる生物です。
水の流れや土壌の違いにも注目すると、自然環境との関係が見えてきます。

 

③世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」を調べる

ここには沖縄の歴史と文化がギュッと詰まっています。
首里城では建物の見学だけでなく、音楽や舞踊の実演を見学したり、伝統的なお菓子を食べたり、多くの文化体験もできます。

 

どんな石を使って建てられているのか、建物の作りに込められた意味、王国時代の生活や行事などを調べると、沖縄の成り立ちが見えてきます。

 

また、焼失した首里城の復元について調べて、自分なりの意見をまとめるのも良いテーマになりますよ。

 

④「〇〇体験」で沖縄の文化に触れる

びんがた染めやシーサー作り、ガラス工芸などの「体験」メニューも人気です。
何をどんな風にに作ったか、作った作品の役割や歴史などを調べると、生活に密着した沖縄文化を知ることができます。

 

例えば、シーサーには「魔除け」の意味があり、家の屋根や門に置かれることが多いです。
びんがた染めは色使いや模様に特徴があり、それぞれに意味があります。

 

自分で体験したことを写真と一緒にまとめれば、オリジナリティのある自由研究になりますよ。

 

⑤沖縄の郷土料理を調べて、実際に作ってみる

沖縄には、ゴーヤーチャンプルーやラフテー、じゅーしー(炊き込みご飯)など、独自の食文化があります。
どんな食材が使われているか、料理に込められた意味や歴史を調べてみましょう。

県内には、郷土料理作りを体験できる施設もあり、家族で参加することもできます。
実際に作ってみた料理の工程や写真、味の感想をまとめれば、体験型の自由研究として深みが出るでしょう。

使われている食材が沖縄特有のものか、家庭の工夫がどんなところにあるかなども調べてみると、より面白くなりますよ♪

 

⑦ 沖縄の方言(うちなーぐち)を調べてみよう

沖縄には本土とは異なる「うちなーぐち」と呼ばれる方言があります。

 

同じ日本語でも意味が違ったり、語感が全く違ったりする言葉がたくさん。
基本のあいさつやよく使われる単語を調べたり、実際に現地の人にインタビューしたりして、方言と標準語の違いをまとめるのもおすすめです。

 

「ありがとう=にふぇーでーびる」など、言葉の背景にある文化も一緒に学べます。

 

このほか、1番おすすめのテーマについても次でご紹介します!!

 

 

沖縄での自由研究で小学生にイチオシなのは魚!

ご紹介したように、沖縄には小学生が楽しめる自由研究材料がたくさんありますが、なかでもイチオシなのが、沖縄の「魚」について。

 

沖縄にしか生息しない魚も多くいますし、色も鮮やかで眺めるだけでもワクワクします!

 

水族館に行くのも良いですが、せっかく沖縄に来たなら、海の中で近くで見て感じることができる体験をするのがおすすめです

 

魚に関する自由研究をするならどんな方法があるか、自由研究案と共に詳しくお伝えしていきます!

 

魚の自由研究はどう行う?

ダイビングやシュノーケリングでは、魚だけでなくウミガメなど海中生物にたくさん出会えます。
一緒に泳ぐ体験ができるので、動いている様子も間近に観察できますよ♪

 

シュノーケリングは多くのツアーで5歳以上から参加することができます(お店によっても異なります)。

 

ダイビングのツアーは10歳以上であることがほとんどなので、年齢によってぜひどちらかに参加してみてください!


シュノーケリングを子供と一緒に!コツや家族での楽しみ方を紹介」や「小学生におすすめの体験ダイビング!キッズも安全に海を満喫!」も参考にしてみてくださいね!

そのほか、沖縄では釣りもおすすめです。
釣りでは、魚を手に取ってじっくり観察できます。
細かく観察するには釣った魚は最適!詳しく観察すると魚への理解がより深まりますよ。

 

ラピスマリンスポーツの姉妹店である「沖縄釣り体験クラブ」では、初心者や子どもでも参加しやすい釣りツアーを用意しています。
ぜひ検討してみてくださいね♪​​

 

魚に関する自由研究案

こんな自由研究をするのはいかがでしょうか?

 

生息する場所、釣った場所を調べてまとめる

ダイビングやシュノーケリングをすると、特に魚がたくさん集まるスポットというのが存在します。
例えば、岩陰やサンゴの間、海流の変化がある場所など、魚が集まりやすい環境には共通点があります。

ラピスマリンスポーツのように、少人数&完全貸切で専門インストラクターが同行する体験では、魚の生息環境についてその場で質問できるのも魅力。
わからないことがあれば、インストラクターに直接聞くことで自由研究がより深まります。

釣りに関しても、船長さんに釣り場の環境や魚の習性を教えてもらうと、多くのヒントが得られます。
「どんな場所に魚が集まるのか」「釣れる魚に共通する条件は何か」などを調べてまとめれば、自然と海の関係を学べる充実したテーマになりますよ♪

 

魚の特徴や生態を調べてまとめる

見た魚や釣った魚は、写真に撮って図鑑やインターネットで種類や生態を調べてみましょう。

釣った場合は魚の頭を左側にして全体がわかるように撮影すると、図鑑と見比べやすいです。
Googleレンズなどの画像検索アプリを使えば、スマートフォンで撮った写真から魚の名前を簡単に調べることもできます。

 

沖縄など南方にしか生息しない魚、沖縄以外の地域でも見られる魚などを調べていくと、海の温かさや環境の違いが見えてくるかもしれません。
生息地の分布や季節による違いなどにも注目すると、より深い研究につながります。

 

魚は何を食べているかを調べてまとめる

釣りのときにどんな餌を使うと釣れやすいか、地元の人や釣り船の船長さんに聞いてみるのもおすすめです。
魚の種類によって、エビや虫、プランクトン、小魚など、好みが大きく違います。

また、釣れた魚の胃の中には、まだ消化されていない食べ物が残っていることもあります。
中身を調べることで、その魚が普段どんなものを食べているのかがわかります。
意外にも、釣ったときに使った餌とは全然違うものを食べていた、なんてことも!

魚の食べ物と住んでいる場所との関係を調べたり、他の魚と比べたりすると、より深い研究になります。

記録には写真やスケッチを添えて、食べていたものの形や色、特徴なども一緒にまとめておくとわかりやすいですよ。

 

魚の沖縄での呼び方を調べてまとめる

海の中で見た魚や、釣り上げた魚が沖縄でどう呼ばれているかを調べてみましょう。
実は沖縄には、地方独特の魚の呼び名がたくさんあります。

まずはインストラクターや釣り船の船長、市場の人に聞いてみるのがおすすめです。
呼び名の由来や意味が分かれば、名前に込められた文化や生活とのつながりも見えてきます。

また、図鑑や標準和名、自分の住んでいる地域の呼び方と比べてみると、違いや共通点に気づくかもしれません。
市場や魚屋さんで魚の名前や値札をチェックするのも、観察のよい材料になります。

名前の違いから、沖縄の生活や食文化の一面が見えてくるかもしれませんよ。

 

魚を観察して絵に描く

写真や釣った魚をじっくり観察して絵に描くことで、形や模様、色の違いなど魚の特徴に気づきやすくなります。
魚の形や色、ウロコやヒレの形、歯の生え方などなど。思わぬ発見があることも!

 

細かいところまで描こうとすることで、「見ているつもり」で見逃していたポイントが発見できるかもしれません。

 

色塗りをするときは、図鑑や写真を参考にするのはもちろん、自分が実際に見たときの印象も大切にしましょう。

 

描いた絵に魚の特徴、どこで見たか、どんな動きをしていたかなどをメモしておくと、立派な観察図になります。

 

 

沖縄は小学生の自由研究材料がいっぱい!

沖縄には自由研究の題材がたくさんあります。自然から歴史や文化までテーマの分野も幅広くあります。

 

どんな自由研究にするか迷ったら、お子さんの興味や関心に基づく「なぜ?」や「知りたい!」という気持ちを大切に考えてみてください。

 

興味をひかれるものが見つからないときは、自由研究のイベントに参加してみるのもありですね!

 

特に「魚」は、自然と文化どちらの面でも沖縄を興味深く知れるので、自由研究につながる切り口が多いです。

 

家族みんなで楽しみながら自由研究にも取り組めるダイビング・シュノーケリング、釣りなどは、夏休みの小学生におすすめの体験ですよ♪

沖縄を十分に満喫できるラピスマリンスポーツへのお問い合わせもぜひお気軽に!

 

 

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