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沖縄名物の「海ぶどう」ってどんなものなの?
こんにちは!ラピスマリンスポーツです。
ラピスでも大人気のダイビングスポット「青の洞窟」がある地域の恩納村(おんなそん)海域は、藻類産地でもあり、沖縄の代表的な藻類食材の「海ぶどう」が養殖されていることでも有名です。
海ぶどうはなんといってもプチプチとした食感と海の香りが人気の沖縄ならではの食材です。
沖縄に訪れた観光客の方々が体験ダイビングの後、恩納村の飲食店にお食事に出かける際には「恩納村産の海ぶどうが食べられる!」と喜ばれています!
ということで今回は、観光客の方々にも大人気の「海ぶどう」についてご紹介したいと思います!
目次
海ぶどうの呼び方は、たくさんあります。
海ぶどうは、沖縄では昔から食べられている海藻の一種で細い茎に緑色の透き通った小さなつぶつぶが付いています。
正式名称はくびれたツタのような形から「クビレヅタ」、言われてみるとぴったりの名前ですよね。
「海ぶどう」という名前で呼ばれているのも、海に生えているマスカットのように見えるからでしょう。
また、違う呼び方では、栄養たっぷりな食材だということもあり「長命草(または長寿草)」、そして世界三大珍味の1つ「キャビア」に似ていることから「グリーンキャビア」とも呼ばれ海外の方からも注目されています。
昔から親しまれていた沖縄の食材「海ぶどう」が、今や世界中に知られてきているなんて、とっても嬉しいことです!
恩納村産の海ぶどうは栄養たっぷり!そしてヘルシー。
食感が独特なことで有名な海ぶどうには、栄養もしっかりあります!
ビタミン、ヒアルロン酸、フコイダン、鉄分、マグネシウム、カリウム、カルシウム、食物繊維、ポリフェノール、アミノ酸、ムコ多糖体…と、とにかく人間に必要な栄養がたくさん含まれているんです。
カリウムやマグネシウムや鉄分は、美容効果も期待できますよ!!
そして、とっても低カロリーなんです。
海ぶどうはミネラルがたくさん含まれているので、ダイエットには最適です。
美容に敏感な女性や高血圧でお悩みの方にもオススメですよ!
海ぶどうを育てるためには水温、天候、日照時間が大切。
海ぶどうは水温や天候、日照時間にも左右されるデリケートな海藻なので、それだけ手間がかかり、育てるには難しいと言われています。
そんな中、恩納村は国内初の海ぶどうの養殖に成功した地域でもあり、一目置かれている養殖地域です。
恩納村では、美味しい海ぶどうを育てるために綺麗な海水を水温管理しながら循環させ、成長するために必要な栄養を補助するなど、手間をかけて育てているんです!
海ぶどうは日本では沖縄と鹿児島の暖かい地域でしか生産されず、そこから日本全国に発送していますが、沖縄に来た際は、是非恩納村産の海ぶどうを食べてみてくださいね!
ご自宅での海ぶどうの保存の仕方と食べ方
海ぶどうは全国各地で売られています。
パッケージには必ず「冷蔵庫には入れないでください」と書いてあります。
冷たさに弱く、せっかくのプチプチとした食感がしぼんでなくなってしまうので、必ず常温で保存しましょう。
食べる時は、軽く冷水で洗い、しっかり水分を切ってからお皿に盛りましょう。
そしてドレッシングなどはかけず、お刺身を食べるような感じでドレッシングをつけて食べましょう。
海ぶどうにドレッシングをかけてそのままにしておくと、海ぶどうのプチプチがしぼんでしまいます。
ちょっとしたことですが、おいしく食べるコツですよー。
海ぶどうの旬は秋から春
おいしくてヘルシーな海ぶどう、旬の季節も気になりますよね?
「暑い沖縄」のイメージから夏かと思われがちですが、実は海ぶどうの旬は秋から春にかけてなんです。
海ぶどうの食感の醍醐味のプチプチ感である房がよく育つのは暑い夏が終わってから、沖縄としては温度が低くなってからが本番です。
ダイビングのお客さんも空いていて思いっきり楽しめる秋から春にかけて、ダイビングに来るかたはもう一つの楽しみとして「旬の海ぶどう」なんてのもオススメですよ!
ダイビングも秋や冬も楽しめるのは以前の記事でもお伝えした通りです。
ダイビングあとの楽しみなお食事も、せっかくなら沖縄名物を楽しんでくださいね!
まとめ
・海ぶどうの正式名称は「クビレヅタ」。長寿草やグリーンキャビアとも呼ばれている。
・海ぶどうは栄養たっぷり!そしてとってもヘルシー。ダイエットや高血圧の方に最適。
・海ぶどうは育てるのが難しい。水温・天候・日照時間に左右される。
・海ぶどうの保存方法は必ず常温で!食べる際、ドレッシングはかけず、お刺身のようにドレッシングをつけて食べるようにしましょう。