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沖縄「青の洞窟」の魅力を解説!神秘的な世界を体験しよう!

 
こんにちは!沖縄の初心者向けダイビングショップ「ラピスマリンスポーツ」です。
 

沖縄で大人気のダイビングスポット「青の洞窟」。

テレビや広告などで目にしたことのある方も多いのではないでしょうか。

 

青の洞窟の最大の魅力は、神秘的な青の世界を体験できること!

それだけではなく、たくさんの魚に出会えるのも魅力です。

 

青の洞窟ツアーでは洞窟内・洞窟周辺でダイビングやシュノーケリングを楽しみますが、洞窟内の海では夜行性の魚、洞窟周辺の海では色とりどりの熱帯魚を見ることができます。

 

今回は、大人気スポット青の洞窟の魅力を詳しくご紹介します。

 

ダイビングスポットまでの行き方もあわせてご紹介するので、沖縄旅行を予定されている方はぜひ参考にしてくださいね!

沖縄「青の洞窟」の魅力を解説!

 

この記事を書いた人

ラピスマリンスポーツ オーナー兼ガイドスタッフ伊藤 朋宏

沖縄でのガイド歴は30年。初心者から上級者まで、延べ数万人のサポートをしてきました。

長年多くのお客様と接する中で、初心者の方に寄り添いたい気持ちが一層強くなりました。

海遊びが初めて、泳げない、海が怖いなど、そういう方たちにも沖縄の素晴らしい海の中を覗いてもらいたいという思いで初心者向けのマリンショップ「ラピスマリンスポーツ」を運営しております。

沖縄の青の洞窟の魅力は?青色の秘密もご紹介

まずは、「青の洞窟」とはどんなところなのか、またどんな魅力があるのかをご紹介していきます。

 

沖縄の青の洞窟の魅力からご紹介

「青の洞窟」は、沖縄本島恩納村(おんなそん)の真栄田(まえだ)岬にある、半水面の洞窟です。

 

自然が作り出した全長約30mあるこの洞窟は、水面が青く光り輝くのが魅力。

その様子から、「青の洞窟」と呼ばれています。

 

青い光が作り出す光景は神秘的で、その光景を一目見ようと、毎年多くのダイバーや観光客が訪れます。

 

また、後ほどさらに詳しくお伝えしますが、洞窟内の海では夜行性の魚、洞窟周辺の海では色とりどりの熱帯魚など、さまざまな沖縄の海洋生物に出会えることも魅力です。

 

水中カメラでの撮影をすると、幻想的な一枚が撮れますよ。

 

青の洞窟は、メディアやSNSでも多く取り上げられており、今では沖縄を代表する有名な観光・ダイビングスポットとなりました。

 

現地までは水深が深く、一般の方が自分たちだけで行くのは難しいものの、専門店による青の洞窟ツアーが多数開催されており、サポートを受けながらダイビング・シュノーケリングをすることができます。

 

青く光輝くのはなぜ?時間帯によっても楽しめる!

お伝えしたように、水面が青く光るのが「青の洞窟」の特徴です。

では、なぜ青色の光が輝くのでしょうか。

その理由は、海水と光の特性にあります。

 

陸上(空気中)で見る太陽の光は、7色の光(赤、橙、黄、緑、青、藍、紫)が混ざりあって、無色透明に見えています。

しかし、海の中では少し事情が異なります。

海水(水)には太陽の光を吸収する性質があるためです。

 

海水の持つこの性質により、海中に差し込んだ光は、波長の長い赤色から順に吸収されていきます。

その中で、最も海水に吸収されにくいのが、波長の短い青と紫の光。

紫の光は人間には見えにくいので、青色の光だけが人間の目に映ることになります。

これが、海が青く見える理由です。

 

青の洞窟でも、光の変化は同じ。

洞窟内に差し込んだ太陽光は、透明度抜群の海水を通過するうちに青い光だけになります。

 

ただし、青の洞窟の場合は、石灰質の白い海底が反射を起こします。

石灰質の白い海底で反射された青い光は、再び透明な海水を通り抜けて洞窟内を照らす形になります。

つまり、海底から青い光でライトアップしたような状態が生まれるのです。

 

青の洞窟で海面が青く光り輝いて見えるのは、海中での光の変化と白い海底による反射のせいなのですね。

青の洞窟が青く光る理由については、「沖縄の「青の洞窟」はなぜ青いの?おすすめツアーもご紹介!」もぜひお読みください。

 

青の洞窟の青色は時間帯によって変化する!

朝、昼、夕方と時間が経過して、「青の洞窟」に差し込む太陽の光の角度や明るさが変わると、洞窟内の青色も変化していきます。

この変化も、青の洞窟の魅力の一つです。

 

早朝の時間帯は、エメラルドグリーンやターコイズブルーのような緑味のある色。
時間が経つとマリンブルーになり、さらに濃いブルーへと変化していきます。

この色の変化を体験するために、繰り返しダイビングやシュノーケリングをする人も少なくありません。

 

お時間がある場合は、ぜひこの違いも体感してみてください!

青の洞窟の時間帯による色の変化については、「沖縄の青の洞窟は時間帯で色が変わる!?おすすめの時間は?」も、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

 

青の洞窟ツアーでは色とりどりの魚に出会えるのも魅力!どんな魚がいる?

青の洞窟ツアーでは色とりどりの魚に出会えるのも魅力!どんな魚がいる?

青の洞窟ツアーでは洞窟内と洞窟周辺の海でダイビング・シュノーケリングをします。

 

青の洞窟には、洞窟の中にも洞窟の外にも、さまざまなお魚が生息しており、中と外で見られる魚の種類も異なります。

 

人間に慣れているお魚も多く、餌付けなどを通してお魚たちと一緒に遊ぶことができますよ!

 

青の洞窟内の海で出会えるお魚

まずは青の洞窟内の海で出会えるお魚の一部をご紹介します。

 

■群れで泳ぐ姿が魅力のお魚

 

・アカマツカサ

アカマツカサ 

目が大きくて体は真っ赤なアカマツカサは、昼間は岩穴などに隠れ、主に夜活動する魚です。

洞窟の入口からしか太陽の光が入らない青の洞窟では、日中でも群れで泳ぐ姿を見ることができます。

 

・リュウキュウハタンポ

リュウキュウハタンポ

リュウキュウハタンポは成長しても15cm前後の小さな魚ですが、圧倒されるほどの大きな群れを作ります。

銀色にキラキラと光りながら泳いでいく群れの姿は大迫力です。

 

青の洞窟周辺の海で出会えるお魚

青の洞窟周辺の海で出会えるお魚もご紹介します。

 

■カラフルなトロピカルフィッシュ

 

・チョウチョウウオ

チョウチョウウオ

チョウチョウウオには、フウライチョウチョウウオ、トゲチョウチョウウオ、チョウハンなど仲間がたくさん。

黄・黒・白の3色でデザインされた体の模様から、種類を見分けるのも観察の楽しみです。

 

・ルリスズメダイ

ルリスズメダイ

眩しいくらいに鮮やかな瑠璃色をしたスズメダイの仲間です。

尻尾が青いのがオス、透明なのがメスです。

観賞魚としても人気があります。

 

・クマノミ

クマノミ

青の洞窟の周辺では、複数の種類のクマノミを見ることができます。

ゆらゆらと揺れるイソギンチャクをバックにしたオレンジ色のクマノミは、フォトジェニックなお魚No.1です!

 

■人懐っこさNo1!? のお魚

 

・ロクセンスズメダイ

ロクセンスズメダイ

餌付けを始めると必ず近づいてくるのがロクセンスズメダイ。

白と黒のしましま模様が特徴です。

我も我もと餌を求めて近づいてくる姿はかわいらしく、餌付けが楽しくなること間違いなし!

 

■カラフルなサンゴ礁の庭師!

 

・ブダイ

ブダイ

ブダイは鮮やかな色とくちばし状の歯が特徴です。

「サンゴ礁の庭師」ともいわれており、藻類を食べてサンゴの成長を助けるほか、サンゴを砂に変えて白い砂浜を作る役割も担っています。

その美しさと環境維持の重要性から、沖縄のサンゴ礁の生態系に欠かせない存在です。

 

 

青の洞窟に行くには2つの方法がある!おすすめツアーもご紹介

青の洞窟

沖縄本島中部の恩納村(おんなそん)真栄田(まえだ)岬にある青の洞窟は、海に切り立った崖にぽっかりと空いた洞窟です。

 

洞窟は、海中に完全には没しておらず、洞窟の下の方は海の中に、上の方は海面より上にあります。

洞窟内に空間があるのでシュノーケリングができるほか、水深数m(最大6m)ある海中ではダイビングを楽しむことも可能です!

 

洞窟の入り口まで行く方法は、①海岸から泳いで行くか、②付近までボートで行くかの2つです。

 

行き方をご紹介するとともに、おすすめのツアーもご紹介します。

 

青の洞窟への行き方

以下の2つの方法がありますが、おすすめはボートエントリーです。

 

①海岸から泳いで行く(ビーチエントリー)

海岸から泳いで洞窟のある場所まで行く場合、まず真栄田岬から100段ほどの階段を降りて海岸に出る必要があります。

そこから海に入り、洞窟の入口までの150mほどを泳いで行きます。

 

気をつけたいのは陸上の移動です。

この方法では、ウェットスーツを着て、20kg近い器材を背負い、フィンやマスクを手に持って、100段ほどの階段を行き来しなければなりません。

これは、なかなかの重労働です。

 

特に夏はウェットスーツの中が汗だくになるため、より体力を奪われます。

 

陸上でも海に入ってからも自力での移動が必要になり、海の中も足場が悪いため、移動だけでなく練習の際にも大変です。

 

そのため、ビーチエントリーは慣れている方の場合に検討すると良いでしょう。

 

②ボートで行く(ボートエントリー)

もう一つは、ダイビングショップのボートに乗って、洞窟の入口付近まで行く方法です。

真栄田(まえだ)漁港から出発すると、乗船時間は約5分。

重いダイビング器材は全て船で運ぶので、自分で背負って歩くことはありません。

青の洞窟付近に到着したら、入り口近くでボートから海へエントリーします。

 

移動のほとんどをボートでするので、体力や泳ぎに自信がなくても参加できるのが、この方法の魅力。

ボートで移動中は、ちょっとしたクルージング気分も味わえますよ。

 

ラピスの青の洞窟での体験ダイビングツアーは、洞窟付近までボートで移動します。

移動中にしっかり体力を温存しておくことで、体力的にも気持ち的にも余裕をもって、ダイビングに臨むことができますよ!

青の洞窟体験ダイビングコース

 

青の洞窟への交通アクセスについては、「沖縄「青の洞窟」の場所は?行き方・アクセス方法を解説!」で詳しく解説していますよ。

「青の洞窟」にボートで行くメリットについては、「沖縄「青の洞窟」へボートで楽々ダイビング!安心安全に楽しめます」もお読みください!

 

ラピスマリンスポーツおすすめの青の洞窟ツアー

先ほども触れましたが、ラピスマリンスポーツでは「青の洞窟」でのダイビングツアーシュノーケリングツアーを開催しています。

 

どちらも約2時間半のツアーで、完全貸切制!

初めての方も安心して参加することができますよ♪

泳げない方も、スタッフがしっかりサポートしますのでご安心ください。

 

1グループのみの対応なので、自分たちのペースで贅沢に青の洞窟を満喫できます。

写真撮影サービスや、洞窟周辺でのお魚への餌付け体験も楽しめますよ。

 

どちらも人気のツアーですので、参加希望の方は、お早めにご予約・お問い合わせください。
ちなみに、ラピスマリンスポーツでは、シュノーケリングは5歳、体験ダイビングは10歳のお子さまからご参加可能!
お子さまでも安心して楽しめる理由やおすすめツアーは、「沖縄 青の洞窟は子供と一緒に!シュノーケリング・ダイビングを体験!」でチェックしてみてくださいね。

 

 

沖縄の青の洞窟は魅力満載!神秘的な青の世界が待っています!

「青の洞窟」は、沖縄県恩納村(おんなそん)の真栄田(まえだ)岬にある洞窟です。

洞窟内で海面が青く光る神秘的な光景を見られることから、人気の観光・ダイビングスポットになっています。

 

青の洞窟に差し込んだ太陽の光は、抜群に透明な海の中を通過するうちに青い光となり、白い海底に届き反射します。

海底に反射した青い光で照らされる洞窟内は、青く輝く神秘的な世界に!

時間の経過とともに洞窟内の青色が変化するのも、この洞窟の魅力です。

 

青の洞窟ツアーでは、多種多様なお魚達と出会い、触れ合うことも可能です。

ラピスのツアーでは、魚の餌付体験もできますよ。

 

青の洞窟へ行く方法は、ビーチエントリーとボートエントリーの2つ。

ご自分の体力や泳力に合った方法をお選びくださいね!

ラピスマリンスポーツの沖縄の青の洞窟での体験ダイビング・シュノーケリングは、初心者の方も安心のボートエントリーを採用。

写真撮影や魚の餌付け体験サービス付きです。

 

魅力満載の青の洞窟をぜひ体験しに来てくださいね!

 

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