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体験ダイビングで使用するマウスピースについて

こんにちは!ラピスマリンスポーツです。

体験ダイビングでは、マスクをはじめとする全てのダイビング器材をレンタル可能です。レンタル器材の中に「マウスピース」と呼ばれる部品があるのをご存知ですか?

マウスピースは、ダイビングで呼吸するとき口にくわえる部分です。レギュレーター(呼吸器)に取り付けて使います。目立ちませんが、ダイビングにはとても重要な部品です。マウスピースがなかったら、水中での呼吸はままなりません。

今回は、水中で呼吸するために欠かせないマウスピースとレギュレーターについてご説明します。

 

体験ダイビングの際、使用するマウスピースについて

冒頭でもご紹介しましたが、マウスピースは、ダイビングの際、口に直接くわえる部分です。シリコンなどで作られていて、形や大きさにいろいろな種類があります。

体験ダイビングで使用するマウスピースは、予めレギュレーターにセットされ、器材の使い方を練習するとき、実際にマウスピースを口にくわえます。

その際「自分の口に合っているか」、「違和感はないか」の2つのポイントを確認しましょう。合わないマウスピースを使うと、顎が疲れたり、痛みが生じたりします。

マウスピースに違和感を覚えたら、遠慮なくインストラクターに伝えて、別のマウスピースに交換してもらいましょう。

マウスピースは口に直接くわえるものなので、衛生管理には注意が必要です。ラピスマリンスポーツでは、マウスピース使用後、丁寧に洗浄し、消毒を行い、清潔に保管しています。

さらに、ひび割れなど劣化もチェックして、常に最良の状態で器材を使っていただけるようメンテナンスしていますのでご安心くださいね。

ラピスは、沖縄の青の洞窟での体験ダイビングをベストな器材で快適にお楽しみいただけます!

なお、自分のマウスピースを持ち込んで使用することもできます。この場合、ショップのレギュレーターへ取り付ける必要があるので、事前にショップに相談しておくと準備がスムーズでしょう。

 

レギュレーターについてと豆知識、よくあるトラブルも!

マウスピースが取り付けられているレギュレーターについてもご説明します。

レギュレーターについてと豆知識

ダイビングで使うタンクには、空気が圧縮された状態で入っています。圧縮空気は圧力が高いので、人がそのまま吸うことはできません。この圧力を水中での呼吸にちょうどいいレベルに減圧して、空気を供給するのがレギュレーターの役目です。

レギュレーターは、タンクにつながるファーストステージと、マウスピースを付けるセカンドステージと呼ばれる部分があり、2つの部分はホースでつながれています。

セカンドステージは、必ずダイバーの右側にくるようにできていて、これは、どのメーカーの製品にも共通で、なおかつ世界中で共通です。

また、各メーカーは1年に1回以上レギュレーターのオーバーホール(部品の分解・洗浄・組み立てをし、新品に近い状態すること)をするよう推奨しています。水中での呼吸に関わる器材なので、安全が第一です。

ラピスで体験ダイビングに使用しているレギュレーターもしっかりオーバーホールしています!

 

レギュレーターで起こるトラブルはどんなこと?

 水中の命綱でもあるレギュレーターですから、トラブルは避けたいもの。不具合を感じたら、すぐインストラクターに相談を!

■マウスピースが切れた

マウスピースをくわえた際、強く噛みしめると、マウスピースが切れてしまうことがあります。マウスピースが切れると、そこから水が入ったりして安全な呼吸ができません。新しいマウスピースに交換してもらいましょう。

 

■水が入る

マウスピースには目に見えないような亀裂が入ることも。小さな亀裂でも水中では水が侵入してきます。亀裂を見つけたり、水が入ってきたりしたら、マウスピースかレギュレーターを交換してもらいましょう。

 

■フリーフローする

フリーフローは、タンクの空気がレギュレーターから漏れ続けてしまう状態です。軽くたたいたりすると空気の流出が止まることもありますが、いつ再発するか分かりません。安全のため、問題のないレギュレーターに交換してください。

 

レギュレーターの使い方

レギュレーターの使い方をご紹介します!
事前に知っておくと、体験ダイビング当日、余裕をもってレクチャーを受けられますよ!

マウスピースのくわえ方

①マウスピースを手前にしてレギュレーターを持つ

②マウスピースを口にくわえる

③マウスピースが歯に添うように口の中に納めて、軽く噛んで押えます。

④最後に唇を少しすぼめてマウスピースと密着させる

 

密着させることで、密着口から空気を吸っても水は入りません。

 

レギュレーターリカバリーとレギュレータークリア

ダイバーの命綱ともいえるレギュレーターが、何かの拍子に口から外れてしまうこともあります。そんな時は、慌てず落ち着いてリカバリー行動(回復行動)をしましょう。

 

■レギュレーターリカバリー

右腕を体に沿ってまっすぐお尻の方まで下ろし、後ろから前に向けてぐるりとひと回しします。すると腕にレギュレーターのホースが引っかかり、レギュレーターが手元に戻ります。

 

■レギュレータークリア

レギュレーターが手元に戻ったら、レギュレーター内の水を抜きましょう。
初めにマウスピースをくわえます。息が残っていれば、息を強く吐き出します。

残っていない時はマウスピースの穴(空気を吸うところ)を舌で塞いだ上でパージボタンを押し、空気を放出します。

いずれの方法も空気を勢いよく送り込むことで、レギュレーター内の水を押し出します。

クリアできたら、呼吸を再開します。最初は慎重に吸ってください。わずかに残った水を勢いよく吸い込むと、咳が出たりして大変です。

こちらの記事でも呼吸の仕方やレギュレーターの使い方などを詳しく解説しています。ぜひご参考ください。ダイビング時の口呼吸のコツ!正しい方法で安全に楽しもう!

 

【まとめ】体験ダイビングで使うマウスピースも自分に合ったものを

ダイビングの呼吸は、マウスピースを介しての口呼吸。マウスピースはとても重要な部品です。体験ダイビングではレギュレーターと一緒にレンタルできます。

水中で正しい呼吸をするにはマウスピースが口に合っていることが大事。レンタル品が自分に合わないと感じたら、遠慮なく別のものに交換してもらいましょう。

マウスピースは直接口にくわえるものなので、衛生管理も大切です。ラピスでは使用後に洗浄・消毒し、清潔に管理しています。

マウスピースやレギュレーターは、水中での安全な呼吸に欠かせない器材。体験ダイビングの前にマウスピースのくわえ方やトラブル時のリカバリー方法について知っておくと、気持ちに余裕ができますね。

 

リラックスして沖縄の青の洞窟ダイビングも楽しんでください!

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