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ウミガメに会いたい!沖縄の体験ダイビングで会えるの?

こんにちは!沖縄の体験ダイビングショップ「ラピスマリンスポーツ」です。

「ウミガメに会いたい!」「ウミガメと一緒に泳ぎたい!」
そんな夢を、沖縄の体験ダイビングで叶えてみませんか?

今回は、沖縄で会うことができるウミガメの種類や、体験ダイビングでウミガメに会えるスポットについてご紹介します。

 

 

この記事を書いた人

ラピスマリンスポーツ オーナー兼ガイドスタッフ伊藤 朋宏

沖縄でのガイド歴は30年。初心者から上級者まで、延べ数万人のサポートをしてきました。

長年多くのお客様と接する中で、初心者の方に寄り添いたい気持ちが一層強くなりました。

海遊びが初めて、泳げない、海が怖いなど、そういう方たちにも沖縄の素晴らしい海の中を覗いてもらいたいという思いで初心者向けのマリンショップ「ラピスマリンスポーツ」を運営しております。

沖縄で会うことができるウミガメの生態を知ろう!

「ウミガメ」とは、名前のとおり海に生息するカメのこと。
地球上に生息する8種類のウミガメのうち、日本近海には6種類のウミガメが生息しています。

そして、沖縄近海には「アオウミガメ」、「アカウミガメ」、「タイマイ」の3種類のウミガメが生息しています

アオウミガメ

甲羅の大きさは80~100㎝。大きな個体では1.5mにもなる大型のウミガメ。
甲羅は濃い青緑色で、幅が広い楕円形。表面は滑らか。
沿岸域に生息し、子ガメのときは雑食性だが、成長すると海草や海藻を主食にする「草食性」。
頭はアカウミガメに比べて小さく丸い。優しい顔つきをしている。

アカウミガメ

甲羅の大きさは70~100㎝。
甲羅は赤茶色で、逆三角形。表面はゴツゴツしている。
主に沖合で生息し、カニやヤドカリなどの甲殻類や貝、クラゲなどを食べる「肉食性」。
硬いものを食べるため顎が強く、頭が大きい。怪獣のようないかつい顔つきをしている。

タイマイ

甲羅の大きさは70~90㎝。3種類の中では一番小さい中型のウミガメ。
甲羅は黄色と黒褐色のモザイク模様で「べっ甲柄」と呼ばれる。また、甲羅は魚のウロコのように重なっていて、縁はギザギザしている。
沿岸域で生活し、サンゴや岩に付着する海綿を好んで食べるが、甲殻類やクラゲなども食べる「雑食性」。
頭は小さく、くちばしがとがっている。鳥のような顔つきをしている。

体験ダイビング中にウミガメに出会ったときは、顔つきに注目してみて下さい。

沖縄のウミガメについては「沖縄で見られるウミガメの生態を知ろう!」の記事もご覧ください!

 

ウミガメ遭遇率が高い沖縄のダイビングスポットはどこ?

数ある沖縄のダイビングスポットのうち、ウミガメ遭遇率が高いスポットとして知られているのが「慶良間(ケラマ)諸島」です。

慶良間諸島とは那覇の沖合約40kmのところに点在する大小20あまりの島々のこと。
島々の周辺には「ケラマブルー」と称される透明度の高い美しい海が広がっています。

世界でも有数のダイビングエリアとして知られていて、国内外から多くのダイバーが訪れているスポットです。

慶良間諸島のダイビングポイントは浅く穏やかなところも多く、体験ダイバーや初心者の方でも安全にダイビングを楽しむことができます。

また、慶良間諸島の島々の砂浜はウミガメの産卵地としても有名で、毎年5月から8月の産卵シーズンには多くのウミガメが産卵に訪れています。

(ただし、この時期のメスはちょっぴりデリケート。人影を見ると離れて行ってしまうことも…。
群れに遭遇したいのではなく、近くで泳ぎたいなら産卵期を避けた方がよいかもしれませんね。)

そんな慶良間諸島の海では、一年を通して体験ダイビングやシュノーケリング中にウミガメに遭遇することもしばしば。
「ウミガメに会いたい!」という夢を叶えることができるかもしれません!

 

まとめ

・沖縄近海には「アオウミガメ」、「アカウミガメ」、「タイマイ」の3種類のウミガメが生息している。

・沖縄のダイビングスポットのうち、ウミガメ遭遇率が高いスポットは「慶良間(ケラマ)諸島」。

・慶良間諸島の島々の砂浜はウミガメの産卵地としても有名、毎年5月から8月の産卵シーズンには多くのウミガメが産卵に訪れる。

 

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