TRAVEL TIPS BLOG
沖縄遊び豆知識ブログ

シュノーケリングは、喘息持ちでも参加できますか?

こんにちは!沖縄の体験ダイビングショップ「ラピスマリンスポーツ」です。

「喘息気味で咳が出るんですが、シュノーケリングはできますか?とお問い合わせをいただくことがあります。
シュノーケリングは、普段の生活とシュノーケルをつけて水の中を泳ぐので地上の環境とは大きく違います。

今日は、喘息がある人がシュノーケリングをする場合に気をつけることについてお話します。

マスク 女性

 

この記事を書いた人

ラピスマリンスポーツ オーナー兼ガイドスタッフ伊藤 朋宏

沖縄でのガイド歴は30年。初心者から上級者まで、延べ数万人のサポートをしてきました。

長年多くのお客様と接する中で、初心者の方に寄り添いたい気持ちが一層強くなりました。

海遊びが初めて、泳げない、海が怖いなど、そういう方たちにも沖縄の素晴らしい海の中を覗いてもらいたいという思いで初心者向けのマリンショップ「ラピスマリンスポーツ」を運営しております。

喘息持ちの方がシュノーケリングをする場合、医師に相談を

喘息がある人のシュノーケリングは、以前は禁止されていましたが、今は参加できるショップも多くなってきました。

ただし、喘息がある人がシュノーケリングをする場合は、必ず医師の判断に従いましょう。

当店ラピスでも、持病がある人には、必ず専用の診断書を医師から発行していただいています。

「子供のころに喘息があったけど、今は治まっているから大丈夫。」
「最近症状は出てなくて調子良いから問題ないよ!」

このようにおっしゃる人もいますが、医師に相談することが大切です。

医師の診断書がない場合は、シュノーケリングツアーの参加をお断りすることもありますのでご注意くださいね。

 

喘息持ちで起きうるリスクを知って安全にシュノーケリングを

「大げさなのでは…?」と思う人もいるかもしれませんが、海の中で発作が出てしまったときのことを考えてみほしいのです。
水中や水面では対地上のように対応はできません。

普段は症状が抑えられていても、シュノーケルをつけると鼻呼吸はできなくなり、口の呼吸だけになります。いつもと違う状況下なので、発作が出ないとは限りません。

また、海に入り、体を動かすため、いつもとは違う体の運動を行うことで、突然の発作が出る可能性も考えられます。

正しい判断のもとでシュノーケリングを楽しむためにも、必ずご自分だけで判断せず、医師に相談した上で参加するようにしましょう。

マリンスポーツに詳しい専門医への相談が安心!

医師に相談する場合は、シュノーケリングやダイビングに詳しい専門医にご相談することをお勧めします。

どこの医師が詳しいのか分からなければ、ショップに問い合わせていただければご案内も可能です。

旅行前に診察を済ませておき、安心した上でツアーに参加されると良いでしょう。

シュノーケリングやダイビングは、以前は喘息がある人の参加は全面的に禁止されていましたが、現在は3年以上症状が出ていない方であれば、参加できることが多くなっています。

子供のころ喘息があった人も、大人になって自然と治り、10年以上発作がなく普通に生活できている人は、医師の診断でも問題ないと言われることが多いようです。

ただし、運動することで喘息の発作が起こる「運動誘発性喘息」がある人はダイビングができない可能性が高いです。

いずれにせよ、医師に相談して安心してシュノーケリングツアーに参加してくださいね!

なお、ラピスマリンスポーツでは少人数制&完全貸切制で、インストラクター1人が引率するお客様は2名様まで。

さらに「安全対策優良店」に認定されたシュノーケリングショップなので対策もバッチリ教えてくれますよ♪
専門インストラクターなので相談もしやすく、危険がないよう判断もしっかり行ってくれます。

少人数&完全貸切で安全に楽しめる青の洞窟シュノーケリングはこちら★
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

↓ラピスでシュノーケリングをされたお客様の体験も参考に★

マンツーマンで青の洞窟シュノーケリングを楽しまれたお客様

 

シュノーケリング中に喘息発作で咳をしたくなったら?

医師に相談して許可は出たけど、万が一シュノーケリングツアー中に発作が出た時の対処法についてお伝えします。

シュノーケリングは、ダイビングと違いボンベを背負って海の中に潜ることはないので比較的安心ですが、シュノーケルを加えた状態で咳き込んでしまうと、焦ってしまい海水を飲んでしまう可能性がります。

海面にいるときは、顔を海から出して海水を飲まないように咳をするようにしましょう。
ライフジャケットを着ていれば、体は自然に海面に出ますので顔を海の上に出すこともできます。
そして、我慢をせずインストラクターを呼びましょう。

もし海中にいる場合でも、シュノーケリングなら深くまで潜っていることはないと思いますので、海面に上がって同様の対応をしてください。

落ち着いたらボートかビーチの休める場所で安静にし、症状が治まらなければ病院へ行くことをお勧めします。

慌てずに顔を海面から出して落ち着いて咳をする、そして安静にできる場所に移動するということを心がけてくださいね。

体調と相談して安全なシュノーケリングを!

薬

喘息がある人でもシュノーケリングツアーに参加できる可能性は十分にあります。
現在は3年以上症状が出ていない方であれば、参加できることが多くなっています。

まずは事前に医師に相談することを忘れないでくださいね!

万が一シュノーケリングツアー中に発作が出た時の対処法も、頭に入れておくと安心です。

もし心配な点がありましたら、ラピスマリンスポーツのシュノーケリングでぜひご相談くださいね。
体調を考慮して、無理のないシュノーケリングツアーにお連れします!

facebook x line

関連記事