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ダイビングはリウマチだとできないの?対処法は?

こんにちは!沖縄の体験ダイビングショップ「ラピスマリンスポーツ」です。

ダイビングは潜ることで気圧が下がり減圧障害(または減圧症)になる可能性があることから、「リウマチ」をお持ちの方には推奨できるマリンスポーツではないと言われています。

とは言え、リウマチを患っている方全員が必ずしもダイビングができないわけではありません。

健康を損なわないようダイビングを安全に楽しむため、今回はリウマチとダイビングの関係や、対処法についてご紹介します。

 

この記事を書いた人

ラピスマリンスポーツ オーナー兼ガイドスタッフ伊藤 朋宏

沖縄でのガイド歴は30年。初心者から上級者まで、延べ数万人のサポートをしてきました。

長年多くのお客様と接する中で、初心者の方に寄り添いたい気持ちが一層強くなりました。

海遊びが初めて、泳げない、海が怖いなど、そういう方たちにも沖縄の素晴らしい海の中を覗いてもらいたいという思いで初心者向けのマリンショップ「ラピスマリンスポーツ」を運営しております。

リウマチとは?

リウマチとは関節の腫れや傷みが起こることから「関節リウマチ」ともいわれている病気です。

原因にはまだ不明な部分も多く、細菌などから体を守る免疫系の異常によって発症すると言われています。

日本リウマチ財団の情報センターによると30歳~50歳代で発病する人が多く、特に女性に多く認められているそうです。

一般的な症状としては手指や手首、足指に関節の痛みと腫れが発生し、日数をかけて傷みが強くなります。

また症状が悪化すると関節が変形し、関節を動かせる範囲が狭くなる場合もあります。

 

リウマチとダイビングの関係

リウマチ患者がダイビングをすると危ないと言われているのは、以下の2つの理由があります。

・気圧が下がる減圧障害により、間接的にリウマチ症状が悪化する可能性
・ダイビングの用具に使用されているシリコン製品により悪化する可能性

シリコン製品による原因は最近では報告されていませんが、過去にはこういった素材によるケースもありました。

また、安全に楽しくダイビングをするためにも、セルフチェックをすることが大切です。
リウマチの方にとって特に注意する点は、「身体のどこかに痛みはないか」という点。
少しの痛みくらい我慢できる、という自己判断は危険です。

ダイビングを楽しむためには、リウマチのリスクを知っておくことが大切です。

正しいセルフチェックを行い、少しでも身体に痛みを感じる場合はダイビングを控えましょう。

インストラクターのようなプロダイバーにも、特殊健康診断や潜水禁止疾病が規定されています。
その中にも「関節炎」「リウマチ」があります。

これは何よりもダイビングを安全に行うためです。

 

リウマチだけどダイビングをやりたい場合は?

リウマチの患者さんの中には、ダイビングが大好きでどうしてもやりたいと思っている方もいらっしゃると思います。

症状が軽い方や初期段階でしたら、あまり深く潜らないことを条件にダイビングを行うことが可能です。

ただし10m潜るごとに1気圧の圧力が加わるので十分注意しましょう。

 

ダイビングが不安でしたら、ダイビングよりも負担のかからないシュノーケリングに変えて、海を楽しむのも良いかもしれません。

 

薬の副作用がダイビングに影響を与えるかも?

病院から処方箋をもらった場合は、必ず薬の副作用について説明を受けるものですが、リウマチの治療中で薬を服用している方は、副作用についても知っておくと安心です。

リウマチの薬によっては発熱や血圧の上昇、または何らかの感染症にかかりやすくなる場合があります。

予防のために薬を服用しても、ダイビングで潜った場合、どんな副作用が起こるか専門の医師に相談するのが一番安心です。

 

まずはリウマチ専門の医師に診てもらい、薬の副作用が及ぼすダイビングのリスクを知り、医師の指示に従うことが大事です。

 

まとめ

リウマチをお持ちの方は、セルフチェックはもちろん、ダイビングを行う際はあまり深く潜らないようにしたり専門の医師に事前に相談したりするなど、自身でできる対策を心がけましょう。

また、ダイビングの際のリスクを知っておくおとも重要です。

ラピスマリンスポーツは、インストラクターがお客様のすぐそばでサポートいたしますので、トラブルやお体の異常などにもすぐに対応できるように少人数制でのダイビングを行っております。

リウマチなどお体のことで心配なことがありましたら、どうぞお問い合わせくださいね。

 

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