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沖縄のスコールについて。特徴と意外なスコールの正体とは?

こんにちは!ラピスマリンスポーツです。
ダイビングは海の中で楽しむスポーツなので濡れて当然ですが、雨に打たれることはまた別の話。

沖縄の雨といえば「スコール」です。

スコールと聞くと、大雨というイメージがありますが、実は、「スコールは雨のことではない」ということ、知っていましたか?

今回は、沖縄旅行で突然のスコールに遭遇しても驚かれないように、スコールについてお伝えします!

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この記事を書いた人

ラピスマリンスポーツ オーナー兼ガイドスタッフ伊藤 朋宏

沖縄でのガイド歴は30年。初心者から上級者まで、延べ数万人のサポートをしてきました。

長年多くのお客様と接する中で、初心者の方に寄り添いたい気持ちが一層強くなりました。

海遊びが初めて、泳げない、海が怖いなど、そういう方たちにも沖縄の素晴らしい海の中を覗いてもらいたいという思いで初心者向けのマリンショップ「ラピスマリンスポーツ」を運営しております。

「スコール=大雨」ではなかった!

天気予報などでスコールという言葉を聞いたことはあると思いますが、「スコール」=「突然の大雨」というイメージを持つ方もいると思います。

しかし、スコールは雨ではなく「突然の強風」を意味しているって知ってましたか?

この強風に伴って雨が降り、一般的にその現象をスコールと呼んでいるんです。
ちなみに現地ではスコールを「アミ」と呼んでいます。
スコールは15分程度でおさまります。
その後は「今の雨は何だったの?」って思うほど晴れます。

沖縄観光に来た方も、突然のスコールに驚くことはありません。
15分間のスコールの後は、ほとんどが「晴れる」と思っていて良いでしょう!

 

沖縄では天気予報はあてにしません!

沖縄はスコールの発生率が高く、頻繁に天気が変化します。

「晴れていたのに、突然のスコール」、「天気予報では曇りだったのに、思い切り晴れている…」なんてことは日常茶飯事です。

つまり、沖縄の天気予報はあてになりません。
極論を言ってしまうと、沖縄住民は天気予報を見ません(笑)
沖縄に住んでいると、何となく天気の変化も予想出来るようになってくるんですよ!

雲を見て「そろそろ来そうだね」なんて話す人も多いんです。

 

傘は差さない沖縄人

沖縄住民は傘を持ちません。

頻繁にやってくるスコールも15分ほどで終わってしまうので、傘を用意することはほとんどないんです。
沖縄住民のスコール対策は、「雨宿り」です(笑)。
もしスコールにあたって濡れてしまっても、その後は晴れて濡れた服もすぐに乾きますしね!

沖縄住民の靴がサンダルが多いのも、頻繁にやってくるスコールが理由。
スニーカーのような靴よりもすぐに乾きます!

沖縄旅行の際はサンダルが便利でしょう。
靴擦れしないように、事前に履き慣らしておくとより安心です。

また、サンダルを履く場合、日焼け止めを塗ることをオススメします。
露出している部分がすぐ日焼けしてしまいますよ!

 

スコールのとき、気をつけたいこと

突然のスコールに遭遇したとき、体は濡れてしまっても乾きます。
しかし、注意しなければいけないのは、携帯電話やデジカメなどの電子機器の水没。
しっかりカバン中にしまうか防水のカバーに入れるなど、スコールによる故障を防ぎましょう。

また、沖縄に来た観光客の方々は、レンタカーを借りて観光する人も多いと思います。
レンタカーを借りる時は、オープンカーは絶対やめましょう。
オープンカーを走らせている最中に突然のスコール…もう想像できますよね(汗)

びしょ濡れになります。

 

いかがでしたか?
スコールについて少し知識を身につけておくだけでも、用意する持ち物の参考になったり余計な不安もなくなるのではないでしょうか?
ぜひ楽しい沖縄旅行にしてくださいね!

 

まとめ

・スコールとは、突然の強風を意味する。強風に伴い雨が降る。
・スコールは15分程度でおさまり、その後は晴れることがほとんど。沖縄住民は傘を持ちません。
・突然のスコールはあたり前。天候が変わりやすいため、天気予報は基本あてにしません。
・ スコールによる電子機器の水没には気をつけましょう!レンタカーはオープンカーは絶対NG!

 

過去の記事「沖縄旅行でダイビング!でも雨が降ったらどうしよう?」では雨とダイビングについてお伝えしています!

是非あわせてご覧くださいね!

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